プレミアムフラグに8192、16384、32768、65536が多い訳

8192といえばPGG、16384といえばプレミアムバジリスクチャンスや超番長ボーナス、32768といえばなんですかね、戦国乙女とかファフナーとかかな（笑）、65536といえばエウレカ２とか黄門ちゃまの土下座フリーズとかいっぱいありますね。

これらの数字ってなんでこんなキリの悪い数字なのか。

これは前回説明した乱数に影響を受けています。

乱数の箱は前回説明した通り、1から65536の箱が並べてある部屋のイメージです。

そのため、その部屋だけで抽選しようと思ったら一番低い確率は1/65536になります。要は「レバーオンで取ってきた数字がもし65536番だったらその遊技でフリーズしなさい」というプログラムが書かれている場合です。

でももっと遠い確率のフリーズとかもありますよね。まどマギのロンフリとか。

その場合は乱数の部屋が２つ用意されているイメージです。「部屋Aでまず65536番を取れたら、次に部屋Bに移動して1から32768までは中段チェリー+BIG BONUS、32769から65536だったら中段チェリー+ロングフリーズ（BIG BONUS+ART300G）しなさい」とプログラムが書かれているイメージです。

この場合、実質65536×2=131072なので、1/131072でロングフリーズする仕様になります。ちなみにモンハン月下雷鳴のフリーズがまさにこの1/131072の確率です。

これら一連の制御がレバーを叩いた瞬間に瞬時に行われています。

ちなみに業界内ではよくこの数字を日常的に使うので言いやすいように「8192=ハチイチキューニー」、「16384=イチロクザンパーヨン」、「32768=ザンニーナナロッパ」、「65536=ロクゴーゴーサンロク」と呼んでいます。朝並んでいる時とかこれをすらすら言っている人がいたらもしかしたら業界関係者の人かもしれませんね。