低設定をいかに触らないか。
触ったとしても期待値がプラスの区間、例えば天井狙いだとか高確中だとかを打つなら当然良いのですが、とりわけ設定狙いでノーマルタイプを打っている人なんかは天井も高確もないわけなので、RTなどを除けばほぼ全ての区間が機械割に連動します。
ジャグラーなんかをイメージしてもらえれば分かりやすいですね。
設定1や2は機械割がマイナスですから、触れば触るほど理論的には負ける設計です。
となるといかに低設定を触らないで高設定を触るかにかかってきます。
低設定を触らないということはいわゆる、「やめどき」が大事です。
しかしちょっと回してすぐ無いなとやめてしまうと今度は高設定を捨てる確率を高めてしまいます。
このバランスが人によって様々です。
専業時代も人によって異なりました。
そのため、チームやグループで打っている人たちはちゃんとしたルールや基準を設けている人も多いですね。
基本的に高設定を捨てるとショックもでかいですし、その後に大量に出されると後悔しますが、所詮パチスロは完全確率ですから。
転生や初まどのG数解除なんかは最初のレバーで決まっているのでそれは確かに完全確率ではないですが、天破やマジチャレ、直撃なんかもあるわけで、そう考えると純粋なG数解除は出玉設計上、ある種おまけでもあります(おまけは言い過ぎかな)。
私のような打ち手は、専業の人たちよりも情報が乏しく、ピンポイントで狙い台をツモるというよりはイベントの内容次第でツモることが多いです。
そういったこともあり低設定をできるだけ触らないために専業時代よりも引き際を早めています。
昔なら「もう捨てるの?」と言われかねないですが、そのリスクとリターンは低設定を打たないためには必要なアクションだと思っています。
結局年間の収支は
高設定を打つ(期待値のある台を打つ)-低設定を打つ(期待値がマイナスの台を打つ)=それらの差枚
になりますからね。
かと言ってマナーの悪い、台取りしてずっと回さないとかはやりません。
そのやり方でしか勝てないやつはそのやり方に依存して進歩が生まれないと思います。
それよりも島のブドウ確率を何度も出し直したり、法則を見つけるなど自分なりに勝てる方法を工夫して考える方に集中した方が良いと私は思っています。
パチスロも日々進歩が求められる非常に厳しい競争環境ですからね。
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